日本音楽制作者連盟(FMPJ)

1.設立趣旨

音制連は、音楽制作事業者並びに実演家の権利擁護と創作活動における環境整備を推進するために1986年に任意団体としてスタートしました。その契機となったのが、1980年のレコード(CD)レンタルです。レンタルビジネスの登場によって、影響を受ける音楽プロダクションと所属アーティストのための権利処理、使用料分配業務を開始しました。

以来、放送番組における楽曲の二次使用料や放送番組の二次利用に関する権利処理業務を行っています。

また、コンサートチケットの高額転売問題やアーティストへの誹謗中傷問題など、音楽プロダクションに共通する課題解決に取り組んでいます。

2.活動内容

(1)実演家の著作隣接権等の使用料の徴収分配、管理及び擁護

(2)実演家の肖像権及び音楽著作物の著作権等の管理及び擁護

(3)会員のための共益的事業

(4)音楽制作事業に関する調査及び研究

(5)音楽制作事業に関する情報の収集、保存及び提供

(6)音楽制作事業に関する指導及び助言並びに研修会及び講習会等の開催

(7)公演等の開催及びそれらに対する助成

(8)国内外の音楽文化の振興に資する事業

(9)全世界に向けての我が国の音楽に関する情報の発信

(10)音楽事業に関する国内外の関係団体との交流及び提携

(11)音楽文化の向上に寄与した個人及び団体に対する顕彰

(12)会員の福祉を図るための事業

(13)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

 前項の事業は、本邦及び海外において行うものとする。

3.スタッフ連合会に期待すること

音制連には、現在音楽プロダクション236社が加盟しており、その大半がコンサート・イベント関連事業を主要業務にしています。さまざまな業種において人材不足に苦しむ中、安全・安心な公演活動を継続的に実施していくためにも、連携を強化し、日常の諸課題に関する情報共有を積極的にお願いしたいと思います。

http://www.fmp.or.jp

シェアしよう!

この記事を書いた人