日本特殊効果演出協会

1.日本特殊効果演出協会 設立趣旨

特殊効果業を発展させ未来に残していく。
特殊効果は映画と共に発展してきましたが
映画が一時期衰退するとその場をテレビ放送に移してきました。
そのテレビ自体もデジタル化により、アナログ的な特殊効果は少なくなっています。
今はコンサート・イベント・テーマパークなどエンターテイメントの演出に使われる事が多くなりました。

技術が進化し規模も大きくなると、同時に課題も多くなりました。
次世代を担う後継者不足による高齢化、火薬や高圧ガスを使う消防などの承認申請の複雑化による、対応に多くの時間を割く事になってきました。
この様な時代の変化に対応していくには、各社の力だけだと限界がありました。
そして、コロナと言う大変な時期が、結束する事の重要性を教えてくれました。
我々、特殊効果業の各社が手を取り合い、特殊効果業を発展させ未来に残していく為に、共に立ち上がり団体を設立しました。

特殊効果業の発展を目指す
 当協会は「会員の皆様と共に特殊効果業界の発展を目指す」という
スローガンのもと、安全を第一として、特殊効果業に携わる人に対して
安全力、技術力を向上させる教育を提供し、消防などの、行政には新機材などに対する安全性の一元化を求め、窓口となれる団体を目指しています。

紙吹雪

2.スタッフ連合会参加意義

参加意義については、各団体が手を取り合って、エンターテイメント業界におけるスタッフの地位向上、労働環境改善を図る必要があると思っております。
我々の団体も行政に対して、窓口となる目的もあり
我々と意を同じくする、スタッフ連合会は行政に働きかけ、動かす事の出来る団体と思って参加しました。

キャノンテープ

3.今後の活動目標

会員の安全力と技術力を高めるために有料講座の充実をはかり、多くの会員に受講させ安全を担保し、技術力を持った特殊効果のスペシャリストを育成します。
また、業界発展の為に、各団体や省庁との連携・交渉を進めていき、特殊効果に関する技術情報などの提供の場を創出します。
安全力と技術力を持ったスペシャリストを育成する事で、若者が憧れるような職業にして、人材の確保につなげます。
そして、特殊効果業の発展と未来のために、協会運営に努めます。

会員 20社 協賛会員 3社 個人会員 2名

一般社団法人 日本特殊効果演出協会  URL:https://www.sfx-japan.or.jp

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